toritoトップページ
ワンダーランド
ジャグラー小田原の箱詰めパズル天国

第102回 From 3D to 2D

2021.12.2

 今回、立体パズルに見えますが何と平面パズルです。立体に見えるこれらのピースは平面なので、これを印刷して輪郭を切り取ればピースの完成です。

問題:これら点線の上の9ピースを右図に入れてください。すき間5単位。ユニーク解(1解)。

 これはとても難しいです。9ピースもある上にすき間があるのですから。
 これらのピースは4単位までのプレイナーポリキューブ全種を平面として見た全種ですが、向きにより、このうちの3ピースは違う輪郭のものがあります。それを点線の下に描きました。ということは「立体として見た時に同じピース」同士を交換した場合は解があるのか?そして何解あるのか?が気になります。
 全8通りの選び方、全て調べました。「b」のみを交換した場合、解なしです。他は全て解があります。
 ユニーク解はあと1つだけあり、「l」のみを交換した場合です。でも解答図を見比べると2ピースしか違ってないので2問とも解く必要はないかも。

 今回、プレイナーポリキューブの輪郭(ここではシルエットと言い換えてよい)を調べて面白い発見がありました。これら9+3=12ピースの中に同じ輪郭のものが2組あるのです。是非、このパズルの副産物である、この「同じもの探し」をしてみてください。答えは書かなくていいかな?

ご意見・ご感想を小田原充宏までお寄せください。


[↑toritoトップページ][パズル・ワンダーランド]