1−12.おしどりの遊びと入れ替え問題 |
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おしどり(鴛鴦)の遊びというのは、白石n個、黒石n個を交互に並べたものをおしどりがつがいで並んでいる姿に見立てて、これを雌雄別々に並ぶようにする遊びである。ただし、石を動かすには、隣合った二つの石を同時に動かさねばならない。 |
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[1]おしどりの遊び(n=3) |
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西洋では、この問題をテートの問題と呼んでいるが、それはイギリスの物理学者P.G.テートが1884年に論文を発表したことによる。テートは金貨と銀貨各4枚を交互に並べたものを別々にする形にしている。 |
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[2]おしどりの遊び(n=4) |
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おしどりの遊びは入れ替え問題の古典であるが、入れ替え問題は非常に数が多く、カエルの入れ替え、汽車の入れ替え、自動車の入れ替え、将棋の入れ替え等、枚挙にいとまがない。 ここではもう一つ、カエルの入れ替え問題をご紹介しよう。 |
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