3−14.マスターマインド |
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これは1973年にイギリスのインビクタ社から発売されて、世界中で3500万セット以上売れたといわれるパズルゲームで、次の写真はその標準的なセットである。 マスターマインド 2人ゲームで、1人が出題者、もう1人が解答者になる。出題者は、6色のコマのうち、好きなコマを4つ選び覆いの中に並べる。この場合、同色のコマがあってもかまわない。解答者はこのこまの色と配列を当てるのである。 まず解答者は、その色と配列を予測して、コマを並べる。出題者は、この予測に対する判定をピンで示す。場所と色の双方が合っているものがあればその数だけ黒いピンを、色は合っていて場所が違うものがあればその数だけ白いピンを刺す。この判定をヒントにして、解答者は次の予測を行い、出題者はこれに対して判定を行う。これを繰り返して、何回で全部の色と場所が当たるかを競うのである。
色と場所の合っているものが1つ(桃)、色だけ合っているものが2つ(赤、橙)なので、黒ピン1本、白ピン2本ということになる。 マスターマインドには、今述べたオリジナルなもの以外に、数字のコマを用いる「ナンバーマスターマインド」や、アルファベットのコマを用いて出題者の隠した単語を当てる「ワード・マスターマインド」がある。また、「グランド・マスターマインド」と名付けた形、色、位置を当てる特別なセットもある。 数字版では、特別の用具を用いずに、紙と鉛筆だけで行う「ヒット・アンド・ブロウ」という遊びが、学生の間で流行したことがある。 問題・隠された4桁の数(全部異なる数字)を当てて頂きたい。
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