1−20.ハノイの塔 |
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「ハノイの塔」と呼ばれるパズル玩具がある。考案されてからすでに100年以上たっているが、いまでも玩具として用具が売られている。
というものである。[2]に円盤が4枚の場合のやり方を示す。 |
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ところで、ハノイの塔には有名なエピソードがあって、数学読み物の本などに紹介されている。その出所はどれにも明らかにされていないが、実はこれもリュカが著書に書いていることなのである。その要旨はこうである。 「クロー教授の話では、インドのベナレスへ行ったところ、そこの大寺院に世界の中心を示すドームがあった。その下に、しんちゅうの板にダイヤモンド針が3本立っているのを目撃した。 単なるお話としても、ちょっと気になる話である。だれか地球の寿命を計算してみてはどうだろうか。 |