問題:上記のピースを3×3×3()に入れる(543解)。
セレクション:Pとそれに含まれる3,4単位全種。
これは立体の箱詰めパズルの中で最も易しいと言ってもいいくらい易しい、入門編です。
ボクはピース選択に対して、全て違うピースか全て同じピースにするというこだわりがあります。
全て違うピースで最も易しい3×3×3パズルを作ろうとすると(どこでも入ってしまうモノキューブは使わない)理論的に最高は7ピースになります。おもしろいパズルにするためには極端に大きいピース、小さいピースはなるべく使わない。ペントミノの中で1番おもしろいのはP。ということでこの7ピースが決定したのです。が、このセレクションは1986年9月に土橋創作さんが発表されていました。なので発売の許可をいただきました。
これはさっきも書いた通り、入門編。説明書の第1問は「2×4をつくる」です。易しいでしょ!
もっと易しくするために出題順を問わないやり方をお勧めします。大人が小さい子に遊ばせる場合はどれをつかってもいいから「しかく」をつくりましょう。と言って適当に四角形を作らせ、できた都度、用紙にチェックを入れてあげながら褒めてあげる。褒めることは重要です。何回か同じ形を作ってしまったらまだ解いてない問題を易しい順に出題する。全問解けたらご褒美をあげてください。
上 中 下 □□□ □□□ □□□ □a□ □a□ □a□ □□□ □□□ □□□ 全9解 |
これらのピースで作ることのできる直方体は体積8〜24と27のうち、3×7と2×2×2以外は全て可能です。3×3×3は543通りの解がありますが「このピースをここに置いてできるか」といったことに挑戦してみてください。解が1番少ない(解なしは除く)のは右の図のように棒が真ん中に入る形で9解しかありません。他、説明書から2問だけどうぞ。
●例題
(1) (2)
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