全く同じ形のピースをいくつか使って直方体を作る。なんて素晴らしい問題だろう。解があるのかどうかずっとわからなかった「Z」は1997年にパズル仲間の進藤欣也さんが120ピースで6×10×10に詰められることを示し、ペンタキューブまでについては全て解決しました。
以下に各ピースの最少ピース数とその直方体サイズを書きました。「X」は不可能です。
使用ピース | 直方体サイズ | 最少ピース数 |
---|---|---|
1×2×3 | 2 | |
1×2×4 | 2 | |
2×3×4 | 6 | |
1×4×4 | 4 | |
3×6×10 | 36 | |
5×6×6 | 36 | |
1×2×5 | 2 | |
2×4×5 | 8 | |
1×2×5 | 2 | |
3×10×10 | 60 | |
5×5×12 | 60 | |
2×3×5 | 6 | |
3×5×6 | 18 | |
5×6×6 | 36 | |
1×5×10 | 10 | |
6×10×10 | 120 |
ピース数の少ないものから順に挑戦されることをお勧めします。ちなみにボクはピース数の多いものはまだ遊んでいませんが全て持っています。
さらにヘキサキューブや立体ペンタキューブについても同様の研究がされています。
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