第85回「紅白36MAX」は空きマスの形(ピース)を指定した問題と言えます。それ以来、空きマスに注目した問題を作ってなかったのですが、つい最近、ダイソーで見つけた新澤大樹さんの「スリーブロックス」を見て「やられたー」と思いました。空きマスの形を指定した問題が40問付いていて、早速、全問解きました。たったの3ピース(12単位)を5×5の盤に入れるのですが、ちょっと難しい問題があってとても面白かったです。そこで、空きマスに注目した問題(空きマスパズル)を作ることにしました。どのような空きマスにする問題が美しいか? それはやはり「紅白36MAX」でも採用している「ピースと同じ」です。まずは「スリーブロックス」と同じく3ピース(12単位)で調べることにしました。盤は4×6で、使うピースは2~5単位(重複なし)です。すると44通りの駒組が可能でそのうち13通りがユニーク解でした。そこで早速、その13通りを手で解いてみたのですが、ほぼどれも面白かったのでその13問を最後に紹介します。
そして、「ピースと同じ」の空きマス問題がどこまで可能なものか気になります。ボクの主な作品を早速調べてみました。「LLL(トリプルエル)」は3ピース12単位なので先程調べ済みで、37解もありました。ついでに言うと解数MAXはLl(エル)aの57解でした。「TOPパズル」の4×8は172解。「Plant」の5×8は70解。「Platon」の6×8は29解。「イージー キューブ」の6×9は1718解。アソートキューブの8×16は348解以上(まだ全解数がわかっていません)ありました。
では4×6に3ピース入れて空きマスをピースと同じ形にする問題をどうぞ。
ここまではアソートキューブがあれば遊べます。
なるべく易しい順で並べました。
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