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ワンダーランド
ジャグラー小田原の箱詰めパズル天国

第23回 ヘキサシックス

2003.7.1

 ヘキサシックスとはヘキサキューブ(ヘクソミノ)6ピースで構成されるパズルのことをいいます。

「トリプルユニーク」
トリプルユニーク

問1.4×9 4x9

問2.6×6 6x6

問3.3×3×4 3x3x4

いずれもユニーク解。

 この3問がいずれもユニーク解になる駒組は石野恵一郎さんによるとこれのみとのことです。
問3は難しい。

「イージーヘキサ」
イージーヘキサ

問1.6×6(ユニーク解)6x6

問2.3×3×4(3解)3x3x4

 これは2×2を含むプレイナーヘキサキューブ全8種のうち6ピースで3×3×4をつくるという問題において唯一、解のある駒組で、6×6を調べるとたまたまユニーク解でした。どちらも難しくはありません。

「39分の3」
39分の3

問1.6×6(39解)6x6

問2.4×9(85解)4x9

問3.2ピース以上で構成された長方形が含まれないように6×6(3解)6x6

問4.2ピース以上で構成された長方形が含まれないように4×9(5解)4x9

 この駒組は「6×6に入れるのが最も多解で最も易しい」と思われます。
 ボクがどうしても易しいパズルより難しいパズルをより多く作ってしまうのは、易しいパズルだったらすぐに解けるのに値段は難易度と比例しないので割高に感じるからです。「もっと易しいパズルを」という意見が多いのでヘキサシックスというコンセプトでの最も易しいものを作ってみましたが、この問3と問4はやはり外せませんでした。問3と問4は解を1つ見つけるのは難しくないが全解となるとちょっと難しい。
6×6の解答39通りのうち、長方形が含まれないのが3解ということからネーミングしました。

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