(株)テンヨーから発売されている「ペントミノ・スクエア」ですが昔は「プラパズルNo.8」という名で売られていました。ボクが初めて出会ったポリオミノのパズルは正にそれで、当時小学6年生。1981年7月25日の事でした。友達と、あるゲーム大会に出た参加賞だったのです。見た瞬間から、一生やる事になるだろうと思ったので手帳に記したのです。全13ピースを箱に入れるのは16146通りです。「o(オー)のピースを真ん中に置いたとき、解は65通り。」と書かれていました。その全解答を見つけようと頑張っていたのですがあと5通りが見つけられませんでした。
ペントミノの問題は今まで数回、紹介しているので今回はoのピースを必ず使う問題のみ紹介します。
つい最近気になったのは、盤(8×8)に全部入れる問題に於いて、あるピースをある場所に置いた場合の解数。つまり1片決め問題です。全306通りの1片決めのうち、解があるのは287通り。どのピースをどこに置いた場合に解が最も少なくなるだろう?と調べ、65通りより少ないのは12問もありました。その1番と2番目に少なかったものを下の方に描いておきます。逆に解の多い置き方に注目すると下に示した3片決めはその3片とも、それらのピースのMAX解数の位置にあり、3片決め問題のうちのMAX解数と思われます。3片決めの問題がいくつあるか?はパソコンの限界により調べられませんでしたが2片決めは調べてみました。解なし含め224971通りあり、そのうちF&Pは8887通りでMAX。X&oは180通りでミニマムでした。
6年前、9×9以上の正方形盤に全ピースを4軸対称で入れるのはどのような形があるか調べました。「9×9に内接」は17種。「10×10に内接」は8種ありました。すごいことにユニーク解がそれぞれ1つだけありましたので下に描いておきます。「11×11に内接」にも解があるのはわかっていますが調べ切れていません。
あと、7×7にペントミノ9ピース+oの問題をつい最近調べた所、ユニーク解が5問だけありましたので紹介します。使わないピースを書きます。
Q1.LPU Q2.PTU Q3.NPV Q4.NPU Q5.LUY
あと、以下のUFOの形もユニーク解なのですが何のUFOなのかは、敢えて書かないことにします。50歳以上の人はピンとくると思います。
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