10月、(株)幻冬舎エデュケーションから発売された拙作パズルです。トリトの他、大きな書店などに置いていただいています。
パズルをある程度知っている人はロンポスに似ていると感じることでしょう。確かに遊び方はよく似ていて、まず図の通りにいくつかのピースを置き、そこからパズルがスタートです。そこで、「ロンポスにそっくり」と言われないようにピースに大変、こだわりました。たったの1ピース「l(エル)」しか同じ形がないのです。この決断はかなり思い切ったことであり、作問はかなり大変でした。
重複さえなければOKという適当な作り方だったら1日もあれば作れるわけですが、それはパズル一筋28年のプライドが許しません。対称性や解数にとことんこだわり、良問のみを採用しました。1番難しいステージ9は特に美しく、1ピースだけ置かれた状態で始める「1ピース決め」問題全337問を調べ、答えが1つだったのは採用した8問だけなのです。
問題はかなり易しい問題からかなり難しい問題まで100問あります。
ただ単に全てをケースに収める(6×8)のは3155解、3×16は28解、4×12は1546解です。
ここを見に来ていただいた方のためにおもしろい問題を考えましたのでやってみてください。
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