9月終わり頃に発売されたばかりの新作です。
かわいらしい動物の絵を見て想像できる通り、小さい子ども向けの易しいパズルになっています。
易しいパズルにするためには難しい形のピースが使えません。ここで言う、難しい形のピースとはどのようなものか?大まかに言うと角数が多くて単位数の多い形のことです。
さて、問題ですが5×6の長方形の枠があり、全8ピースを収めるのですが、いくつかのピースを問題図の通りに入れたらスタート。残りのピースを全部埋められたらクリアです。拙作「ポリックス」と同じ遊び方ですね。ちなみに単に全ピースを箱に収めるには14643通りもの入れ方があります。
レベル1は2ピースだけ入れる問題です。基本的にレベルが上がると難しくなっていきますが、問題集の問題(全52問)の中で1番難しいのはラストの問題ではなく、1つ前のレベルの最後の問題(5−8)だと思います。なぜそうなってしまったかというと、最終レベル(レベル6)の「1ピースだけ最初に入っていて7ピースを入れる」場合、どのピースをどのように置いても(不可能な場所を除く)たくさん、解があるからです。ラストの問題は最も解数の少ないものにしましたが、それでも20解もあるのです。易しめのピースしか使ってないので、それは仕方のないことです。
さて、どうぶつ達がひっくり返ったり、横になったりしていない解が存在するかどうか気になった方がいるのではないかと思います。それは横置きで16解。縦置きで10解あります。一例を示しておきますので飾っておく場合はこのどちらかでどうぞ。
最後に、このパズルはどうぶつ達のかわいらしさのお陰でたくさん売れそうな予感がしています。イラストを描いていただいた藤田麻衣子さん、ありがとうございました。
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